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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
チリ:COCHILCO、2011年から2020年までの銅鉱業による電力消費量は97%増加と予測
チリ銅委員会(COCHILCO)によれば、銅鉱業の電力消費量は、2001年の13,130 GWhから2011年の19,960 GWh(52%増)に増加した。COCHILCOは、現在計画されている全プロジェクトから、2020年における最大電力消費量は51,700 GWhとしているが、プロジェクト遅延等の現実的な要素を考慮し、2020年は39,400 GWh(2011年比97%増加)となると予測している。なお、現時点で計画されている全プロジェクトが、2020年におけるCOCHILCOは銅生産量を、2011年の5,263千tから2020年には7,751千tまで47%増加すると予測しているので、電力消費量は銅生産量の2倍のペースで増加することになる。銅鉱業による電力消費量のうち、選鉱工程が占める割合は、2012年の48%から56%に増加するとともに、海水淡水化及び揚水のための電力消費量は、同じく3%から14%に増加するという。