ニュース・フラッシュ
2013年1月21日
北京
篠田邦彦
中国:五鉱有色、雲南省徳宏州政府とレアアースの投資開発協力協定を締結
安泰科によれば、五鉱有色金属持株有限公司は、雲南省徳宏タイ族ジンポー族自治州政府との間で、隴川雲龍レアアース開発有限公司に対する投資協定を締結した。
情報によると、同社は徳宏隴川県隴把鎮に位置し、鉱区面積は0.6156㎢、2012年12月末時点で、保有資源量は6,443 t、可採埋蔵量5,154 tである。2011年8月26日に徳宏州人民政府は、北京で中国五鉱有色金属株式有限公司とレアアース資源における協力開発協定を締結した。中国の国家規定に基づきレアアース資源が国有資源であるため、個人経営者は開発することができない。国家の政策に呼応するために、2012年以降同プロジェクトは生産停止していた。過去1年間の交渉により、2012年10月に国有企業である中国五鉱有色金属株式有限公司は隴川県雲龍レアアース開発有限公司の51%の権益を買収し、同月に12,244.9万元の資金を投入し、正式な採掘権を所有した。
上記の採掘権は、中国五鉱集団が福建省、湖南省で2件のレアアース採掘権を獲得した後に取得した3件目の採掘権となった。
