ニュース・フラッシュ
2013年1月24日
北京
篠田邦彦
中国:2012年モリブデンの輸出量が対前年比21.9%減少
安泰科によれば、最新の税関統計データによると、2012年12月の中国のモリブデン製品の輸出量が対前月比15.2%減の955 t(金属量)で、対前年同期比29.6%減少した。そのうち、酸化モリブデンの輸出量が対前月比27.3%増の322 tで、対前年同期比30.3%減少、輸出総量の33.7%を占めた。モリブデン粉末の輸出量は対前月比42.1%増の81 tで、対前年同期比8.0%減少し、輸出総量の8.5%を占めた。モリブデン条材・棒材・型材及び異形材の輸出量は対前月比12.1%増の288 tで、対前年同期比12.2%減少し、輸出総量の30.2%を占めた。以上3種類の製品の輸出総量は、輸出総量の72.4%を占めた。
2012年のモリブデンの輸出量は対前年比21.9%減の13,364 tである。そのうち酸化モリブデンの輸出量は対前年比32.3%減の5,899 tで、輸出総量の44.1%を占めた。モリブデンの粉末の輸出量は対前年比31.3%増の928 tで、輸出総量の6.9%を占め、モリブデン条材・棒材・型材及び異形材の輸出量は対前年比6.6%増の3,497 tで、輸出総量の26.2%を占めた。以上3種類の製品の輸出総量は、輸出総量の77.2%を占めた。