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ニュース・フラッシュ

2013年1月28日 サンティアゴ 神谷夏実

チリ:2012年の中央システム(SIC)の発電量は前年比5.6%増、発電構成は、水力41%、火力58%

 チリ中央供給システム(SIC:Sistema Interconectado del Centro)によると、2012年の発電量は48,870 GWhで、前年比5.6%増(うるう年補正後)であった。発電構成は、水力(流下)が9,798 GWh(20.0%)、水力(ダム)が10,308 GWh(21.1%)、火力が28,377 GWh(58.1%)、風力386.9 GWh(0.8%)、太陽光0.144 GWhで、全体では、水力41%、火力58%という構成であった。2012年12月現在の設備能力は13,633 MWで、構成は、水力5,919 MW(43%)、火力7,517.3 MW(55%)、風力195.8 MW(1.4%)、太陽光1.1 MWとなっている。SICに電力を供給している主要発電会社には、Endesa社(3,785 MW)、Colbun社(2,754 MW)、Gener社(1,220 MW)等がある。SICは、チリ第II州の一部からサンティアゴ首都圏を含む第X州までの地域を中心に電力を供給している。

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