ニュース・フラッシュ
2013年1月29日
北京
篠田邦彦
中国:2012年のエネルギー鉱物資源に関する調査で新たな進展
安泰科によれば、国土資源部汪民副部長は全国地質調査工作会議において2012年の中国エネルギー鉱物資源に関する調査で新たな進展を遂げたと述べた。その中では銀額、柴達木、羌塘などの盆地及び周辺地域を含み、20ヵ所の石油・ガス探査ターゲット地域を確定し、10ヵ所の石油・天然ガスの探査権を設定した。
説明によると、3年間の地質調査により一連の成果を挙げた。中央財政から合計175億元を投入し、これは12年間の国土資源部の大調査特別資金120億元を上回った。2012年の新規増加資源量はそれぞれ石炭1,320億t、鉄鉱石54億t、マンガン鉱石1億t、銅236万t、鉛亜鉛400万t、ボーキサイト7億t、ニッケル37万t、タングステン20万t、モリブデン155万t、金604 tである。
