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- 金 ベースメタル
中国:金堆域モリブデン株式は金沙モリブデン業の10%の株権益買収に8.4億元を投入
安泰科によれば、金堆城モリブデン業株式有限公司が最終的に8.39億元で安徽金沙モリブデン業有限公司の10%の株権益を買収、残りの39%の株権益についてはどこが手に入れるか未確定である。
金堆城モリブデン業株式有限公司は、2013年1月28日、安徽地質鉱産投資集団有限公司と「財産権取引契約」を正式に締結した。安徽地質鉱産投資集団有限公司が保有する安徽金沙モリブデン業有限公司の10%の株権益を移転し、取引額は8.39億元である。この取引完了で、銅陵有色に引き続き、また1社新しい株主を迎えることになる。銅陵有色が17%の株権益を所有し、安徽地質鉱産投資集団有限公司が残りの73%の株権益を所有する。
2012年11月に金沙モリブデン業の49%の株権益に対して安徽財産権取引所で40億元以上の値段で入札がかけられていた。当時、安徽地質鉱産投資集団有限公司は最大4社の投資企業を誘致することを望んでいた。金沙モリブデン業が保有するモリブデン資源は2,000億元以上の価値があり、新たに確定したモリブデン埋蔵量(金属量)は2010年と比較し大幅に増加していた。今回の株権益の移転事業は金堆城モリブデン業株式有限公司、宝鋼株式、銅陵有色等の大手企業から注目されていた。
公開された情報によると、金沙モリブデン鉱床は国内最大規模のモリブデン鉱床で、世界的にも最大となる単体モリブデン鉱床である。安徽華安資産評価事務所有限公司が発行した評価報告書に基づき、2012年4月30日を評価日とすると、金沙モリブデン業の資産評価総額は78.25億元で、負債はない。現在、中国恩菲工程技術有限公司に採掘・選別設計を依頼し、年間鉱石採掘量1,000万tで計算すると、同鉱山は120年間生産することができる。年間生産額は50億元以上、年間納税額は10億元以上である。金堆城モリブデン業株式有限公司の発表によると、今回の権益買収は自己資金を投資し、通常の経営活動に影響はない。