チリ：Antofagasta Minerals、2012年銅生産は前年比10.8％増

　2013年1月30日、Antofagasta plcが2012年Q4生産レポートを発表した。2012年のグループ銅生産量は70万9,600 tで前年より10.8％増加した。これはEsperanza鉱山の粗鉱処理レベルの上昇に伴い生産が伸びたことによる。銅と同様、Esperanza鉱山の粗鉱処理量増加を反映し、金の生産量も前年比52.4％増と大きく増加した。モリブデン生産量はLos Pelambres鉱山の鉱石品位の上昇が貢献し、前年比で23.2％増加している。副産物クレジットを含めた2012年キャッシュコストは103.0 ￠/lb。

　2013年のグループ生産量は、銅約70万t、金26万oz(約8 t)、モリブデン8,000 tを予定している。

　Antofagastaグループの2012年銅・モリブデン・金生産量及びキャッシュコストは下表のとおり。