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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
チリ:2012年銅生産量は543万t、2013年は3%増を予想
チリ銅委員会(COCHILCO)は速報値として、チリの2012年銅生産量を前年比3.2%増の543万tと発表した。これにはEscondida鉱山(2011年比25.8万t増)、Los Bronces鉱山(同15.3万t増)の生産増が大きく貢献した。一方、CODELCOはChuquicamata鉱山やRadmiro Tomic鉱山の鉱石品位低下により減産となった。
2013年のチリ全体の銅生産はCODELCO北部オペレーションの生産回復、2013年末に予定されているMinistro Hales鉱山の生産開始などにより、2012年比3%増の559万tの銅生産を予想している。2013年の生産予測の中にはCaserones鉱山からの4万tも含まれている。さらに、2014年は575万tと2013年比2.8%増を予測しており、Ministro Hales鉱山、Collahuasi鉱山、Caserones鉱山からの生産増とSierra Gorda鉱山の生産開始が見込まれている。
