ニュース・フラッシュ
2013年1月31日
北京
篠田邦彦
中国:内モンゴルは2013年の探査事業に100億元を投資予定
安泰科によれば、最近開かれた内モンゴル国土資源事業会議によると、内モンゴル政府は2020年までに地質探査に1,285億元を投資する計画で、その中で2013年には100億元を投入することになる。政府の資金が一般地質調査に重点的に使用され、固体鉱物探査事業については民間資金を利用する。
2012年、内モンゴル自治区政府は地質探査資金として95.5億元を投入した。自治区内で石炭盆地49ヵ所を発見し、石炭確定埋蔵量は8,000億t以上に達した。自治区内には大中規模の非鉄金属・鉄鉱石の鉱産地および推定地域が30ヵ所あり、確定資源量は鉛1,084万t、亜鉛2,268.4万t、銅686.5万t、モリブデン135.8万t、金551.4 t、銀3.41万tである。世界レベルで超大規模な大営ウラン鉱山、曹四夭超大規模モリブデン鉱山、哈達門超大規模金鉱山を発見した。