ニュース・フラッシュ
2013年2月4日
北京
篠田邦彦
中国:青海省で新たな重要鉱物資源基地を設置
安泰科によれば、最近開かれた青海省国土資源業務会議の情報によると、青海省政府は重要資源の探査に力を入れ、エネルギー資源の確保能力を継続的に引き上げ、今後3年間に青海省で国家レベルまたは省レベルの鉱物資源基地を建設する予定。
2013年~2015年に、青海省では、縮尺5万分の1の地質鉱物資源調査事業を終え、新規調査面積は青海省面積の48%を占め、一連の調査基地または開発可能な鉱徴地を抽出した。新規に石炭7億t、鉄鉱石2.7億t、銅・ニッケル・鉛・亜鉛915万t、金251 t、カリ塩2億tの資源量を増加させ、また、新規に石油1.7億t、天然ガス2,000億㎥の埋蔵量を増加することが目標である。鉱物資源の探査開発で新たな局面を築いていく。
今後3年間で、青海省では、祁漫塔格の1,000万tの鉄・銅・ニッケル・鉛亜鉛鉱山、東崑崙―西秦嶺の1,000 tの金鉱山など2ヵ所の国家レベル鉱物資源基地、柴北縁の25億tの石炭、祁連山の35億tの石炭など2ヵ所で省レベルの鉱物資源基地を建設し、沱沱河の1,000万tの鉛亜鉛、玉樹の1,000万tの銅・モリブデン・鉛亜鉛などの鉱物資源基地を構築する。
