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ニュース・フラッシュ

2013年2月4日 北京 篠田邦彦

中国:広西チワン族自治区、3年以内に1,165ヵ所の鉱山を閉鎖へ

 安泰科によれば、広西安全生産監督管理局からの情報によると、2015年末までに、広西チワン族自治区では1,165ヵ所以上の鉱山(鉱山統合も含まれる)を閉鎖し、無許可採掘または範囲外採掘などの違法行為を効果的に防ぎ、産業構造調整を推進するため、鉱山安全生産事故の発生を徹底的に取り締まる。

 広西安全生産監督管理局の陳鴻起局長の説明によると、広西安全生産監督管理局など9部署が共同で「広西チワン族自治区2012~2015年金属・非金属鉱山の整頓閉鎖作業計画案」を作成し、既に自治区政府による承認を受けた。

 閉鎖・整理鉱山に対し、採掘許可証や安全生産許可証、工商営業許可証など関連許可証を取り下げるほか、電気供給、運送、加工など生産に使用される施設又は設備を取り外し、鉱山内に残されている民用爆破物及び危険化学品を徹底的に整理・没収し、鉱山の従業員を適切に解雇する。

 調べによると、現在広西自治区ではまだ5,152ヵ所の鉱山が残り、そのうち小規模な鉱山が95%以上を占めている。

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