ニュース・フラッシュ
2013年2月5日
調査部
渡邉美和
中国:国土資源部、2013年の鉱産資源開発の基調を確定
現地報道によると、国土資源部は、最近、2013年の鉱産資源探査に対して重点行動と実施措置をどのように行うかについて議論し、その基調を以下のように確定した。
2013年の地質鉱産資源探査の基本的な考え方は、思想の解放・改革創造をより推進しつつ、エネルギーと重要鉱産資源の保障能力を高めることを核心とし、資源管理と資源利用方式の転換を大きく推進し、健全な開発と節約と海外展開の三位一体の工作(原文のママ)を通じて、四つの重点任務と五つの重要措置を着実にこなし、科学的で、資源集約的な、環境と調和した鉱山や資源探査体制の構築に努める(四つの重点任務と五つの重要措置については略)。
この中で「『358目標』に基づく探査実施」などが目新しい。『358目標』とは、国土資源部が第12次五カ年計画の設定と実行のために、2010年11月に、河南省鄭州市で開催した地質探査新機構座談会の席上、国土資源部の党組織から提議されたスローガンで「3年で重大な進展、5年で重大な問題突破、8年で地質探査開発メカニズムの再構築」を意味し、これに基づき各地方で具体的な「358目標」が設定されている。
