ニュース・フラッシュ
2013年2月8日
サンティアゴ
神谷夏実
チリ:国家エネルギー委員会、2028年の電力消費量、2013年の2倍以上に増加すると予測
メディア報道によると、国家エネルギー委員会(CNE)は、チリの2028年の電力消費量(SING+SIC)を、2013年の66,509 GWh(予測値)の2倍以上の141,769 GWhに達すると予測している。同委員会の予測では、2013年の電力消費量は、SINGが16,770 GWh、SICが49,739 GWh、合計66,509 GWhで、これが、2028年にSINGが37,516 GWh(2013年比2.2倍)、SICが104,253 GWh(同2.1倍)、合計141,769 GWhとなる。なお、2020年について電力消費量は98,061 GWhと予測しているが、チリ銅委員会は、2020年の銅生産の電力消費量が、最大で51,700 GWh、補正後39,400 GWhと予測しており、2020年時点で銅生産が占める割合は、最大で53%、補正後40%程度となるとみられる。なお、2011年時点で、銅生産の電力消費量は19,960 GWhであり、チリ全国の電力消費量62,031 GWhの32%を占めた。