ニュース・フラッシュ
2013年2月11日
ロンドン
小嶋吉広
ザンビア:鉱山大臣、精鉱輸出税の軽減措置導入を否定
2013年2月7日付けメディア報道によれば、Mukanga鉱山・エネルギー・水資源大臣は国内の銅製錬能力についてコメントし、現在ザンビア国内では、生産された全ての精鉱を製錬できるレベルにまで製錬能力は拡大しているため、精鉱輸出に際し課される10%の輸出税は軽減しない方針を明らかにした。製錬能力の不足によりFirst Quantumは60,000 tの銅精鉱が在庫として積み上がっていると言われており、同社は政府に対し精鉱輸出税の減免を要望しているが、同大臣は「国内には70,000 t/月の製錬能力があるため、精鉱輸出税の減免は念頭にない」と政府の立場を改めて示した。
