ニュース・フラッシュ
2013年2月12日
シドニー
栗原政臣
PNG:Bougainville Copper社Panguna(Bougainville) 鉱山の資源量を更新
2013年2月7日、Bougainville Copper Limited(Rio Tinto:53.83%、PNG政府:19.06%、本社:PNG・Port Moresby、以下BCL社)は、PNGのPanguna(Bougainville)銅・金鉱山の再開発に必要な技術的・経済的評価を行うOrder of Magnitude Study(OMS)を完了し、資源量を下表のように更新した。
DFO(Direct feed ore) | PCS(Pre-concentration screening material) | |||||
資源量(Mt) | 銅品位(%) | 金品位(g/t) | 資源量(Mt) | 銅品位(%) | 金品位(g/t) | |
予測+概測鉱物資源量 | 1,064 | 0.33 | 0.37 | 1,838 | 0.30 | 0.34 |
なお、DFOについては、2009年更新時と同値となっている。
Panguna鉱山は、1972~1989年間、18年間の操業期間中、645百万tの鉱石を採掘し、金属量ベースでCu 3百万t、Au 9.3百万oz(288 t)を産出し、閉山時の残存埋蔵量496百万t、品位Cu 0.42%、Au 0.55 g/tを計上していた。
BCL社Peter Taylor社長は、まだOMSの段階だが資源量の更新によって開発の選択肢が増えた。BCLは引き続きステークホルダーとプロジェクトを進める道を探る、と語っている。
