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ニュース・フラッシュ

2013年2月12日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:2012年の鉱業界給与、前年比8.5%上昇

 チリ国立統計研究所(INE:Instituto Nacional Estadísticas)が発表した2012年の業界別給与指数で、鉱業は8.5%上昇し、建設業(8.9%)に次いで2番目の上昇率となった。メディア報道によると、鉱山及び採石場の採鉱部門の平均課税月給は約110万Peso(約2,350 US$)で、チリ全体の平均課税月給約45万Peso(約970 US$)を大きく上回る。2011年の鉱業界平均月給は約88万Pesoであった。上記の数字にボーナスなどは含まれていない。チリ鉱業界では労働力不足が顕在化しており、労働力確保のために鉱山会社が頻繁な賃上げを余儀なくされていることが背景にあるという。

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