ニュース・フラッシュ
2013年2月15日
シドニー
伊藤浩
豪:2012/2013年度の鉱物資源利用税(MRRT)の税収予測
2013年2月15日付け地元紙は、UBSアナリストによる2012/2013年度の鉱物資源利用税(MRRT)の税収額予測を伝えている。同アナリストは鉄鉱石の価格が現状の価格である場合、Rio Tinto、BHP Billiton及びその関連企業が支払う2012/2013年度のMRRT額は7億5,000万A$に達すると予測。同アナリストは当該予測額でも連邦政府の当初税収予測額の20億A$に満たないとコメントするとともに、MRRTの大半はRio Tinto及びBHP Billitonが支払うこととなるが、中国企業Sinosteel社、豪州鉄鉱石企業ハンコック・プロスペクテング社及び日本企業もMRRTの支払い対象となる可能性があると予測している。
