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ニュース・フラッシュ

2013年2月16日 シドニー 伊藤浩

豪:Rio Tinto、2012年の決算は約30億US$の損失

 2013年2月15日付け地元各紙は、Rio Tintoが14日に発表した2012年(2012/1~2012/12)の決算を伝えている。同社は2011年に純利益58.3億US$を計上したが、2012年決算では29.9億US$の損失(151%減)となったことを発表。同社は当該損失の背景にはアルミ事業及びモザンビークでの石炭事業により140億US$の評価損を計上したことが要因であると説明している。同社のサム・ウォルシュCEOは今後、同社の非中核資産を売却する等の対応を積極的に展開していくと表明。地元紙は、同社の西豪州ピルバラ地区の主要鉄鉱石鉱山の収益は、2011年の収益に対し30%減となる92.4億US$であったが、当該収益は2012年の同社の収益約93億US$の99%を占めていると報じている。

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