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- 銅 ベースメタル
ロシア:RCC、2016年までに銅生産をほぼ倍増へ
2013年2月14日付け現地報道によると、ロシア銅会社(略称:RCC、本社:スヴェルドロフスク州エカテリンブルグ市)は、2016年までにグループの銅生産力を銅カソード換算で年間35万tに引き上げる予定である(2011年の生産量は18万600 t)。同社のユーリー・コロル生産管理担当副社長が、フォーラム「ロシア・CISの金属」で述べた。
同副社長によると、RCCは2016年までにロシアにおける銅生産でUMMC(ウラル採鉱冶金会社)に次ぐ第2位を占めることを目指している(現在は第3位)。また2016年までに金地金生産を年間15 t(48万2,261 oz)、銀地金生産を年間300 t(964万5,000 oz)に拡大する予定である。現在の年産能力は金が約4 t、銀が110 t超である。
同副社長はまた、RCCの2016年までの投資額は約10億US$になると述べた。現在までの同社の投資は約25億US$となっている。
RCCの年間銅生産量は概算約18万tで、ロシア第3位(市場占有率16%)。ロシアとカザフスタンの銅企業を傘下に置き、チェリャビンスク亜鉛工場の21.5%を所有している。埋蔵量は銅800万t、亜鉛400万tである。