ニュース・フラッシュ
2013年2月22日
シドニー
伊藤浩
豪:フォーテスキュー・メタルズ・グループ、今後数年間は鉱物資源利用税(MRRT)を支払うことはないと明言
2013年2月21日付け地元紙は、鉄鉱石鉱山会社フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)のスティーブン・ピアース最高財務責任者のコメントを伝えている。FMGは20日にH1(2012/7~2012/12)決算において純利益が前年同期比の40%減となる4億7,800万US$となったことを発表しており、同氏は、MRRT制度は鉱業収益を基に制度設計されており、鉱山会社は収益に応じてMRRTを支払わなければならないが、鉄鉱石価格が回復し今後も高値で推移するとしても、現在の(FMGの)状況では、我々は今後数年間MRRTを支払うことはないであろうとコメントしている。
