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ニュース・フラッシュ

2013年2月23日 モスクワ 大木雅文

ロシア:RCC、株主構成に変化

 2013年2月19日付け現地報道によると、2012年、Meranda Trading(ルスラン・バイサーロフ氏が支配)が所有するロシア銅会社(略称:RCC、本社:スヴェルドロフスク州エカテリンブルグ市)の株式20%がTempest PE Fund 1(スイスの投資ファンドが支配、ケイマン諸島)に譲渡された。

 これにより、現在RCC株式の80%が同社創業者のイーゴリ・アルトゥシキン氏、20%が新株主Tempest PE Fund 1の所有となっている。Tempest PE Fund 1の代表がRCC取締役会入りすると見られ、追って発表される。

 新たな株主により社外取締役に推薦されたのは、冶金・採鉱分野も含め金融機関で長年の経験を持つPeter T.Hediger氏である。

 RCC幹部は「新株主の代表が取締役会に加わることで、当社事業はよりオープンで透明なものとなる。これこそ投資家が当社に期待するものだ」としている。

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