閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年2月25日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:2012年のChapada銅金鉱山の銅生産量を発表

 Yamana Gold社によると、Chapada銅金鉱山の2012年の銅生産量は、前年比9%減の151百万lb(約68,500 t)であった。また、銅鉱山の金換算生産量(GEO)は、前年比5.3%減の128千ozであった。なお、同社の2012年の銅生産量は、Alumbrera鉱山(アルゼンチン、権益シェア12.5%)の37.4百万/lb(約17,000 t)を加えると、188百万/lb(約85,300 t)となる。また2012年の銅の生産コストは1.4 US$/lbであったが、1.17 US$/lb(2010年)、1.29 US$/lb(2011年)と上昇傾向が続いている。Alumbrera銅鉱山の銅生産コストを合わせると、同社の2012年の銅生産コストは1.48 US$/lbとなり、やはり、1.2 US$/lb(2010年)、1.38 US$/lb(2011年)と上昇が続いている。なお、2011年に、Chapada鉱床の南東延長において、Corpo Sur鉱床が発見され、2012年後半にプレFSが行われた。同鉱床の独立した操業が始まるまで、高品位部をChapada鉱山の鉱石にブレンドして生産を行う計画である。Yamana Gold社は、Chapada鉱山の操業について、2015年より、金150,000 oz/年、銅135百万lb(約61,300 t)/年の生産(最低5年間)を行う計画である。

ページトップへ