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ニュース・フラッシュ

2013年2月26日 北京 篠田邦彦

中国:太原市磁石材料基地の設立に60億元投入

 安泰科によれば、山西省太原市政府は磁石材料基地を設立するために60億元を投入する。

 中国は世界最大の永久磁石材料の生産国で、永久磁石材料産業は中国の第12次五ヵ年計画期間中に、戦略的新興産業の中の新材料産業として含められており、国家の重要奨励プロジェクトとなっている。山西省は国内ネオジム・鉄・ボロン系の三大生産基地の一つとして、同産業を第12次五ヵ年計画発展転換の新型産業に取り入れている。太原市は一定規模の磁石材料産業グループを有していて、そのうち永久磁石材料の生産企業で大規模企業が10社余り、ネオジム・鉄・ボロン系企業が22社、専用設備生産企業が6社である。山西省のネオジム・鉄・ボロン系の生産能力は国内総生産の20%を占めている。

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