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ニュース・フラッシュ

2013年3月1日 シドニー 伊藤浩

豪:資源系エンジニアリング会社UGL、1,000人超の人員削減

 2013年2月28日付け地元各紙は、資源系エンジニアリング・サービス会社のUGLが大規模な人員削減計画を発表したことを伝えている。UGLのH1(2012年7月~12月)の基礎的純利益(Underlying NPAT)(注)は前年同期(7,220万A$)の29%減となる5,100万A$、コスト等を控除した調整後の純利益(Reported NPAT)は前年同期(5,540万A$)の53%減となる2,600万A$であった。UGLは豪州における資源・エネルギー関連プロジェクトの中止及び延期を理由に1,000人以上の人員削減を行う計画であり、うち豪州において概ね700人の人員を削減するとしている。同社はまた、豪州におけるこれらプロジェクトの低迷による収益減を補うため、アジアでのエンジニアリング事業、プロジェクトマネジメント事業を拡大する予定であると説明。

 注:NPAT:Net Profit After Tax

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