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ニュース・フラッシュ

2013年3月3日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:Vale、2013年の操業改善の見込み

 メディア報道によると、Vale関係者は、2012年は資源価格の低迷から業績が悪化したが、同社の2013年の業績は改善するとの見方を示した。同社の営業コストは、2011年の28億US$、2012年の36億US$と上昇してきたが、Goroニッケル鉱山(ニューカレドニア)、Salobo銅鉱山(Para州)の増産により、改善される見込みである。Goro鉱山の2013年1-2月のニッケル生産量は3,500 tに達し、通年での生産量は、生産能力の40-50%に達する見込みである。一方焼成炉の交換を行っていたOnca Pumaニッケル鉱山(Para州)では、すでに188百万US$のコストがかかったものの、保険金の支払いを受けることができ、2013年Q4の生産再開を予定している。

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