ニュース・フラッシュ
2013年3月5日
シドニー
栗原政臣
豪:長期就労ビザの取得、困難に
2013年2月27日付地元紙によると、連邦政府が労働組合の要求に答える形で長期就労ビザ(サブクラス457)の基準を厳格化させたのに対し、企業側は、技術者不足を招き、豪州内の6,500億A$相当の価値を持つ資源プロジェクトを危機にさらす可能性があると警告している。
Minerals Council of AustraliaのMitch Hooke会長は、鉱山にとって外国人労働者ビザは不可欠で、今回の変更によってプロジェクト開発の不確実性が創造される、とコメントした。Australian Mines and Metals AssociationのSteve Knott会長も同様のコメントをし、海外の熟練労働者の必要性を訴えている。
