ニュース・フラッシュ
2013年3月6日
北京
篠田邦彦
豪:中国アルミ集団、ヨーク半島のボーキサイト開発入札募集に参加見込み
安泰科によれば、ボーキサイトの開発において現地での製錬所設立を求める条件をQLD州の自由党政府が撤回したため、中国アルミ業公司は、ヨーク半島にあるボーキサイト資源開発入札募集への参加を検討している。
2011年まで、中国アルミ業公司はボーキサイト総量6.5億tに及ぶ採掘権を保有していた。当時、同社は現地での製錬所の設立を拒否していたため、QLD州の前政府が30億US$に相当する契約を解除していた。現在、中国アルミ業公司の最新オファーは公表されていないが、最終的に同契約は外国投資審査委員会の承認が必要となる。Cape Alumina社及びRio Tinto Alcan社が中国アルミ業公司の最大の競争相手となる。