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中国:中核二酸化チタン株式有限公司、広西で300万元投入し企業設立予定
安泰科によれば、中核華原二酸化チタン株式有限公司は、企業発展戦略のため300万元を投入し(30%の権益を保有)、魏兆琪氏、張本氏、劉艷氏3名の個人投資家と共同で広西中核二酸化チタン株式有限公司(仮名)を設立すると公告し、同社の理事会は2013年3月5日に「広西中核二酸化チタン株式有限公司(仮名)の設立投資案」を審査、採択したと発表した。
公告によると、同社の登録資本金は1,000万元で、広西防城港市に設置される予定で、二酸化チタン粉末、硫酸鉄の生産・卸売・小売・研究事業を展開する予定。広西金川有色金属有限公司は、広西防城港市企沙工業団地で40万tの銅プロジェクト(第1期)を生産開始した後、毎年副産物として数多くの工業硫酸を生産する。広西防城港市発展循環型経済の要求を踏まえると、硫酸など副産物の再利用が必要で建設投資をすることとなった。硫酸及びチタン鉱石の充分な供給が、調達コストの削減と企業の収益性の向上に役立つ。
中国国家発展改革委員会が2011年3月に公表した「産業構造調整指導目録(2011年版)」では、硫酸法による二酸化チタンの生産は制限対象となっているため、同プロジェクトの審査で合格するかどうかは未確定である。
