ニュース・フラッシュ
2013年3月8日
調査部
渡邉美和
中国:大深度潜水調査船、2013年夏、太平洋調査
現地報道によると、全人代委員である中国船舶重工集団公司第702所の顔開総工程師は、大深度潜水調査船「蛟龍」は現在行われている整備を経て、2013年夏は、太平洋で資源環境調査を実施する予定であると明らかにした。
「蛟龍」は2012年に試験運用が開始された大深度潜水調査船で、3回にわたり7,000 mを越える潜水試験などを行ってきた。これにより生じた問題点など解決し整備中であり、今年は実際運用として太平洋で海洋生物資源、海底鉱産資源そして深海でのエネルギー源に関する調査を実施するとしている。