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中国:湖南省、第1期レアメタル採掘指標を通達
安泰科によれば、「総量規制鉱種採掘指標における管理臨時方法の発表に関する通達」(国土資発「2012」44号)及び「2013年度タングステン・アンチモン・レアアース鉱石採掘総量規制指標(第1期)に関する通知」(国土資庁函(2012)1427号)の要求に基づき、湖南省国土資源庁は、2013年第1期タングステン・アンチモン・レアアース採掘総量規制指標を以下の通り通達した。
1. 2013年度タングステン、アンチモン、レアアース鉱石の第1期採掘総量規制指標を国土資源部の規定通り分割して通達する。今回通達するのが第1期分である。その内訳はタングステン精鉱(三酸化タングステン含有量65%)採掘総量規制指標を1万1,300 t、そのうち、主要採掘指標を9,250 t、総合利用指標を2,050 tとする。アンチモン鉱石(金属量)採掘総量規制指標を1万8,000 tとし、イオン吸着型希土類鉱石(レアアース酸化物REO)採掘総量規制指標を500 tとする。
年間採掘総量規制指標は中国国土資源部が配分した湖南省の第2期指標に基づき、国家の関連政策や市場の変動及び各関連企業の第1期指標の遂行状況を勘案して設定する。
2. 2013年6月30日まで、国土資源部国土資発(2011)227号に定めた以外のタングステン、アンチモン及びレアアースの探査、採掘に関する新規申請を停止する。
3. 各関連市(自治州)の国土資源主管部門は、2012年度のタングステン、アンチモン、レアアース鉱石採掘総量規制指標の実施状況を調べ、書面にて報告書を作成し、その結果を2013年3月10日までに同省国土資源庁に報告する。2012年に未使用の採掘指標については、次の年度に繰り越し使用できない。
4. 各レベルで国土資源主管部門は効果的措置を取り、監督管理を強化し、国土資源部の「保護性採掘を行う特定鉱種の探査開発管理暫時規定」の各要求に従い、採掘総量規制に関する責任状及び契約書を締結し、担当者を明確にして鉱山企業の指標実施状況に対する監督管理を行い、統計総括制度を厳正に執行し、採掘総量規制の具体的な効果が挙がるようにする。
そのうち、イオン吸着型希土類鉱石(レアアース酸化物REO)採掘総量規制指標の500 tを江華県レアアース鉱山に配分する。