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ニュース・フラッシュ

2013年3月12日 シドニー 伊藤浩

豪:原子力科学技術機構等、内陸部の資源開発プロジェクト用の電源に小型原子炉を利用すべきと提唱

 2013年3月7日付け地元紙は、豪州原子力科学技術機構(ANSTO)、鉱山エンジニアリング会社Worley Parsons社及びシンクタンクWarren Centre for Advanced Engineeringが豪州の内陸部の資源開発プロジェクトへの電力共有のために小型モジュラー原子炉(Small modular reactors(SMRs))の利用を認めるべきと政府等に提唱していることを伝えている。ANSTO等は、SMRsは内陸部の独立した鉱山に対する安全かつ安価なエネルギー供給を行うため有効であるとして、政府等に原子力に関する規制を緩和することを求めている。同シンクタンクのNick Cerneazエグゼクティブ•ダイレクターは鉱山における30年間の電源としてSMRsは有効と説明している。

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