ニュース・フラッシュ
2013年3月15日
サンティアゴ
神谷夏実
ブラジル:鉱業許認可の遅れが拡大
メディア報道によると、ブラジル鉱業協会(IBRAM)は、鉱物資源局(DNPM)が保留している採掘権の申請件数が120件に上っていると語っている。同局は、現在進められている鉱業政策の見直しが終わるまで、新規の許可を行っていない。DNPMは、2012年6月に、公式に、鉱業政策の見直しが終わるまで、新規の許可を差し止めると表明している。IBRAM関係者は、既に環境許可が下りているプロジェクトもあり、新規投資の阻害要因となっていると語っている。Lobao鉱山動力大臣は、2月に、鉱業法改正を含む鉱業政策の見直しに関する最終法案を3月に国会に提出すると語っているが、これまでも、同大臣が同様の発表をしているにも関わらず、大きな進展が見られていない。
