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ニュース・フラッシュ

2013年3月18日 バンクーバー 大北博紀

加:ウラン鉱業界、ウラン鉱山への外国資本制限の変更を強く求める

 2013年3月18日付地元紙等によると、世界最大のウラン鉱山会社であるRio TintoとAreva SAの2社がカナダ政府に対し、冷戦時の規制であるウラン鉱山への外国資本制限の変更を求めていると報じている。

 本キャンペーンは、オーストラリア政府、カナダの2州と西オーストラリアをベースとするウラン生産者Paladin Energy Ltdに支持されており、急増する放射性元素の需要に対し、いくつかの世界最高品質の鉱石の開発を開放することができる。

 ウラン鉱山の所有権に制限のないオーストラリアとは異なり、カナダはどのウラン鉱山においても49%以上の外国資本が制限されている。ただし、探鉱においてはその限りではない。

 カナダ連邦政府へのロビー活動には、オーストラリア政府、Rio Tinto及びPaladin社、カナダのSK州及びNL州が参加しているが、連邦政府は変更するつもりはないとの姿勢を見せている。

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