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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年3月18日 モスクワ 大木雅文

カザフスタン:有望なSpassky銅鉱化帯探査へ

 2013年3月13日付け現地報道によると、産業新技術省と鉱業資産の国営オペレータ「Tau-Ken Samruk」(本社:アスタナ市)は、カラガンダ州Spassky銅鉱床の銅・金・随伴物探査契約に調印した。

 Spassky銅鉱床の銅予測資源量は190万tとされ、さらに金銀鉱床(予測資源量は金10~15 t、銀100~150 t)の発見も見込まれる。発表によると、同鉱床探査には3,550万US$の投資が予定されている。同鉱化帯は、カラガンダ州のBukhar-Zhyrau、Abay、Karkaraly地区、及びShet地区の一部に及んでいる。契約地域の総面積は1万2,500 ㎢である。

 Tau-Ken Samrukは、「Spassky構造帯には約150の鉱体などがある。銅鉱床、鉱体群、銅鉱化部の確認に向け総合的な地質探査を行い、その埋蔵量を国家バランスシートに登録する予定である」としている。

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