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ニュース・フラッシュ

2013年3月18日 北京 篠田邦彦

中国:江西龍南経済技術開発区を国家レベル経済技術開発区に認定

 安泰科によれば、中国国務院は江西龍南経済技術開発区(龍南経済開発区と略称)を国家レベル技術開発区に承認した。これは2012年6月に中国国務院が「贛南等旧中央ソビエト区振興発展に関する若干の意見( 以下「意見」)」を発表した後の一つの具体的成果である。

 龍南経済開発区の前身は龍南工業団地で、2000年7月に創設。2012年、同団地の工業総生産額、工業成長額はそれぞれ168.39億元、40.41億元で、税収額は5.94億元である。2012年12月に中国科学技術部が龍南経済開発区を国家発光材料及びレアアース実用ハイテク産業化基地に認定した。

 龍南経済開発区内には中国内陸省初の一級税関、検査検疫機構を設置し、企業は現地で通関申告、検査申告手続きを完了することができる。外貨管理、加工貿易審査・認可及び輸出税還付など検査検疫機関も備える。

 目下、同開発区内には253社の企業があり、そのうち一定規模以上の企業が73社で、その主要産業は高性能レアアース精密高度加工及び実用、電子情報、紡績服装製造、おもちゃの製造などである。

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