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ニュース・フラッシュ

2013年3月19日 シドニー 栗原政臣

豪:連邦政府、Rio TintoのNT州Gove半島のボーキサイト鉱山・アルミナ精錬所の支援を約束

 2013年3月21日付業界誌等によると、連邦政府のMartin Ferguson資源エネルギー大臣は、NT州のKatherineからGove半島にあるRio Tinto傘下のPacific Aluminium社が操業するアルミナ精錬所までを結ぶガスパイプラインへの融資保証について、豪州輸出金融保険公社(Export Finance and Insurance Corporation)を通じて適正評価を実施していることを認めた。

 現在、精錬所は重油による発電により操業しているが、重油価格の上昇及びアルミナ価格の低迷等により、2012年10月Rio Tintoは操業の継続を保証できないとし、2013年2月にはNT州政府が10年間にわたり精錬所へガスを供給すると発表したのを受けて操業を継続すると発表していた。

 適正評価及びFSは2013年12月に完了する予定で、2016年からガスが供給されると期待されている。

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