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ニュース・フラッシュ

2013年3月20日 シドニー 伊藤浩

豪:QLD州のウラン、将来はグレート・バリアリーフを通して輸出か

 2013年3月19日付け地元各紙は、QLD州が組織したウラン開発委員会が同州政府に40項目の提言を記した報告書を提出したことを伝えている。同報告書のウラン輸出港に関する提言では、QLD州のウランの輸出初期段階においては既にウラン輸出に関するライセンスを有し輸出を行っているアデレードとダーウィンの港から輸出されるべきであるとしている。同委員会のポール・ベル委員長はQLD州のウランはトラックでアデレード及びダーウィンに輸送されることとなると発言。しかしながら地元紙は、ベル委員長は将来ウランの輸出量が増大した際にQLD州内の港をウラン輸出に使うことにつき否定しなかったと伝えている。他方、QLD州アンドリュー・クリップス鉱山大臣は、将来QLD州のタウンズビル港を利用し、グレート・バリアリーフを通してウランを輸出する可能性もあると発言している。

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