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ニュース・フラッシュ

2013年3月20日 北京 篠田邦彦

中国:中国アルミ鉱業有限公司、2,358万tのボーキサイト資源探査権を獲得

 安泰科によれば、2013年3月18日、国土資源部は、中国アルミ鉱業有限公司が92.49万元を投入し河南省新安県郁山ボーキサイト鉱区(南荘区)探査権を取得、2013年3月18日~2013年4月1日に公示を行うと発表した。

 2011年河南省地質調査院が提出した、「河南省新安県郁山ボーキサイト資源に関する精密調査報告書」によると、ボーキサイト資源量は2,358.10万t、随伴ガリウム431.30 tである。

 中国アルミ鉱業有限公司は、中国アルミ業株式有限公司傘下の子会社で、郁山ボーキサイトの探査権を獲得した後、採掘した鉱石を中国アルミ河南分公司及び中国アルミ中州分公司に提供し、これにより河南酸化アルミニウム工場の鉱石不足問題を解決することができる。

 中国アルミニウム河南地域には河南分公司と中州分公司の2社の酸化アルミニウム企業があり、合計の酸化アルミニウム年間生産能力は500万t/年で、ボーキサイト鉱石を年間1,000万t以上必要としている。

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