カメルーン、DRCコンゴ：Mbalam鉄鉱石プロジェクトの資金調達が難航

　Mbalam鉄鉱石プロジェクト(カメルーンとDRCコンゴの国境付近に立地。F/S中)を保有する豪Sundance Resources社は、四川漢龍集団傘下の漢龍(アフリカ)鉱業有限公司が行う予定のSundance社株式の取得に係る進捗を見極めるため、自社株式のASXでの取引を一次停止措置とすることを2013年3月20日付けで発表した。発表によれば、昨年、中国国家発展改革委員会は本件買収を承認する際の条件として、漢龍側に対し他の中国国内の関係企業との協議を要求していたが、漢龍側はまだこの協議を完了させていない模様である。また、3月26日までに漢龍側がSundance社へ提出することになっている資金承認計画書(Credit Approved Term Sheet)の提出目途が立っておらず、近日中に漢龍側とミーティングを持つ予定とのこと。さらに、四川漢龍集団の劉会長が中国国内で警察に身柄を拘束されたと報道されており、この件に関し漢龍側へ情報提供を依頼することも明らかにしている。