閉じる

ニュース・フラッシュ

2013年3月25日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:政府、鉱業ライセンス取得手続窓口の一本化を検討

 2013年3月18日付け地元報道によれば、インドネシア政府は、鉱業ライセンス(IUP)取得申請に関し、関連する政府機関の手続きを一か所で可能とする窓口を設置する方針であることを示した。エネルギー鉱物資源省Thamrin Sihite鉱物石炭総局長が明らかにしたもので、同ライセンス取得に必要となる森林省、投資調整庁の手続きを1か所に集約し、投資家にとっての手続きの簡素化を図り、鉱業分野への投資拡大を狙いとする。設置時期は2013年内を目標としているが、設置にあっては、現在問題となっている既存鉱区重複問題の解決や、全国規模での新鉱業法に規定されている各鉱業区域の決定が前提となる。関連業界団体となる鉱業協会(Indonesian Mining Association:IMA)及び石炭鉱業協会(Indonesian Coal Mining Association:ICMA)は、双方ともに、実現すれば業界にとって極めて有益なこととし、歓迎の意を示している。

ページトップへ