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ニュース・フラッシュ

2013年3月26日 北京 篠田邦彦

米:中国電力投資集団公司、Alcoaと合弁企業設立

 安泰科によれば、Alcoaは、中国電力投資集団公司(CPI社)と上海で米アルミ中電投アルミ業投資有限公司を共同設立した。同社を上海浦東新区万国博覧会団地内に登記する。

 同社を設立することによって、上海の航空・宇宙、自動車製造及び他のアルミニウム関連産業の成長を促進し、Alcoaの技術、ブランド、管理面の強みを利用することができる。

 中国電力投資集団は、電力、石炭、アルミニウム業、鉄道、港湾事業を一体化して推進する総合新エネルギー集団で、国内で唯一、水力発電、火力発電、原子力発電、新エネルギー発電及び道路・港湾物流事業を同時に展開するエネルギー企業集団である。同社の資産は国内31省(自治区)・香港・澳門及び東南アジア地域に分布し、上海電力株式有限公司を含む6社の国内上場企業を保有している。国内第2位の電解アルミニウム企業として、同社は既にハイレベルアルミニウム製品産業の投資管理及びアルミニウム業の取引などの事業を上海で進めている。

 Alcoaは主にアルミニウム原材料から各種アルミニウム一次製品、半製品、アルミニウム製品までの生産販売事業を展開し、中国国内最大のアルミニウム製品輸入業者、取引パートナーである。また中国アルミニウム産業にとって最大の海外投資者でもある。

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