ニュース・フラッシュ
2013年3月28日
サンティアゴ
縫部保徳
チリ:環境監督庁、環境認可の不履行でPascua Lamaを告訴
メディア報道によると、環境監督庁(SMA:Superintendencia del Medio Ambiente)は2006年の環境認可で定められた条件・基準を履行していないとしてPascua Lama金-銀プロジェクトを実施するMinera Nevada SpAに対する告訴手続きを行った。2013年1月末、Minera Nevadaは水管理システムの問題を自主的に届け出ていたが、SMAは適切な情報提供がなされていないとして届出を却下していた。同庁は5項目にわたる不履行について起訴しており、Minera Nevadaは10日以内に全てを履行するか、15日以内に供述書を提出しなければならない。最悪の場合、プロジェクトの閉鎖、環境認可の取り消し、または、10,000 UTA(約1,020万US$)の罰金が科せられる。
