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ニュース・フラッシュ

2013年3月28日 バンクーバー 大北博紀

加:PDAC2013終了後、探鉱ジュニア企業にチャンスが訪れる

 2013年3月26日付地元紙等によると、毎年3月にカナダ・トロントで開催される世界最大規模の鉱業大会PDAC(Prospectors & Developers Association of Canada)終了後、探鉱ジュニア企業にチャンスが訪れたと報じている。

 アナリストによると、現在の資金調達環境により575社を超える探鉱ジュニア企業が50万C$以下の現金相当しか持ち合わせておらず、その多くは諸経費の支払いに追われており、新たな探鉱投資や開発投資ができない状態となっている。上場ジュニア企業の探鉱費用は最低でも30万C$~40万C$が必要なため、それらの会社は緊縮財政の実施、資産売却が余儀なくされると予想している。

 PDAC2013終了後に資産売却を余儀なくされる会社が明らかとなったことにより、財政状況が良好な探鉱ジュニア企業は割引価格で良質な資産を取得できるチャンスであるとしている。

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