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ニュース・フラッシュ

2013年4月15日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:エネルギー鉱物資源省、鉱業区域図情報システムを設置

 2013年4月9日付け地元報道によれば、インドネシア・エネルギー鉱物資源省は、地方政府による鉱業ライセンスの発行・管理を支援するための鉱業区域図情報システムを新たに設置した。同省Thamrin Sihite鉱物石炭総局長が発表したもので、この情報システムを利用することで、既ライセンス発行済み鉱区や森林保護区情報が得られ、仮にこれら区域に新たな鉱業ライセンス(IUP)を発行しようとしても、自動的に拒否される仕様となっており、現在問題となっている地方政府によるIUPの鉱区重複発行が防止できるとしている。今後はこのシステムを通じ、新規IUPが発行される予定。同時に、これまでに鉱区重複など無く、適法に発行されたと認定(Clear and Clean)されたIUP数は、全10,689件中5,124件と発表された。

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