ニュース・フラッシュ
2013年4月22日
メキシコ
高木博康
メキシコ:国会の財政経済委員会は、新規導入のロイヤルティをEbitdaの5%で採決
2013年4月19日付け業界紙等によると、国会の財政経済委員会は、18日、ロイヤルティをEbitdaの5%とし、当該郡に30%、当該州に50%及び連邦基金に20%それぞれ配分するとの決議を採択した。
4月16日に与党のPRI(制度的革命党)が財務経済委員会に提出した決議案では、ロイヤルティはEbitdaの4%となっていた。
メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)は、メキシコは法人税が利益の28~30%、労働者配当税が利益の10%、給与税(州税)が給与総額の2%、不動産所有・取得税(郡税)、消費税(16%)等既に他国に比べ企業に対する税負担が重く、最近金属価格が下落傾向にある中、ロイヤルティを導入することは、鉱業部門の発展を阻害するとして反対を表明している。


