ニュース・フラッシュ
2013年4月23日
サンティアゴ
縫部保徳
チリ:Teck、Quebrada Blancaフェーズ2プロジェクトのEIA提出予定時期を延期
加Teck Resources(以下、Teck)は2013年Q1決算報告中で、同社が操業するQuebrada Blanca銅鉱山(チリ第Ⅰ州)のフェーズ2プロジェクトに関する更新版環境影響評価書の提出が半年以上遅れる見込みであることを明らかにした。当初、更新版環境影響評価書の提出は2013年Q2に予定していたが、同報告書の提出にあたって評価を行う必要のある既存施設の許認可問題が明らかとなった。同社は当局とこの問題の解決に向けて議論を続けており、環境影響評価書提出のタイミングは議論の結果次第である。この評価書提出の遅れを考慮し、Teckはプロジェクトの設計・調達作業の見直しを行っている。
Quebrada Blanca鉱山はTeckが76.5%の権益を保有して操業を行っており、2012年の銅生産量は62,400 tである。
