ニュース・フラッシュ
2013年5月24日
ロンドン
小嶋吉広
タンザニア:政府税務当局、ロシアウラン生産大手ARMZ社に対し205.8百万US$の税支払いを要求
メディア報道によると、タンザニア政府の税務当局は、ロシア国営原子力企業ロスアトム傘下のウラン生産大手ARMZ社に対し205.8百万US$の税支払いを要求した。課税の理由として財政当局は、現在開発中のMkuju Riverウラン鉱山に関し、2011年にARMZは権益を保有していたMantra社を買収し、さらにその後、2013年1月にUranium One社(Mantra社の第2株主)も買収。一連の取引により196百万US$のキャピタルゲイン税と9.8百万US$の印紙税の納税義務が発生したと主張している。
現在、Mkuju Riverウラン鉱山の権益はARMZが100%保有しており、オペレーターはUranium One社。生産開始は2015年の予定である。
