ニュース・フラッシュ
2013年6月21日
北京
篠田邦彦
中国:太原剛玉、子会社がレアアース加工企業の46%権益を買収
安泰科によれば、太原剛玉は、全額出資子会社である浙江英洛華マグネット業有限公司が、東陽市通誠磁石材料有限公司、贛州通誠希土類新材料有限公司と「増資による持分拡大協定」を締結したと発表した。
それによって、贛州通誠希土類新材料有限公司は登録資本金8,500万元を新たに増加し、浙江英洛華マグネット業有限公司は自己資金によって9,249万6,800元の全額を引き受け、そのうち749万6,800元は資本準備金として計上する。増資完了後、贛州通誠希土類新材料有限公司の登録資本金は以前の1億元から1億8,500万元に増加し、東陽市通誠の持分割合は100%から54.05%に低下し、浙江英洛華は45.95%の権益を所有することになる。
浙江英洛華は上記の投資によって、産業サプライチェーンを延長し、原材料の安定供給を目指し、市場競争力を高める。
贛州通誠希土類新材料有限公司の経営範囲は、レアアースネオジウム鉄ボロン系スクラップの加工事業である。5月31日時点、同社の資産総額は4億1,900万元、負債総額は3億800万元、純資産額は1億1,100万元である。
