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ニュース・フラッシュ

2013年9月16日 ロンドン 北野由佳

マリ:新政府、鉱業契約の見直しを予定

 2013年9月10日付けのメディア報道によると、マリ新政府は全ての既存鉱業契約を含む目録を作成し、マリの国益にならない鉱業契約に関しては再交渉を行う意向である。マリでは2013年8月に行われた大統領選挙の結果、Ibrahim Boubacar Keita大統領が就任し、新政権が発足した。Boubou Cisse鉱業大臣は「政府は、鉱業または石油産業における既存の鉱業契約、権利、ライセンスの完全な目録を作成することを決定した。マリの利益のために見直しが必要な契約があれば、該当するパートナーとの交渉を開始する。」とコメントした。またCisse大臣によると、鉱業省は同国経済に占める鉱業の割合を現在の約8%から長期的には15%~20%まで増加させることを目標としている。

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