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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年9月30日 モスクワ 木原栄治

カザフスタン:豪・Great Western Exploration社、Spasskaya銅鉱床開発合弁企業の権益50%取得

 2013年9月25日付け地元報道によると、豪州のGreat Western Exploration(GTE)社は、Spasskaya銅鉱床開発を行う合弁企業の権益を50%取得する契約に調印した。契約調印に伴い、合弁企業の再登記と経営陣の変更が行われる。プロジェクトの地質マッピング及び地表地化学探査は既に開始されたが、ボーリング機械のサイトへの搬入は一週間後となる見込みである。約7,000 mのダイヤモンド・ボーリングを含む作業の大半は、資源量確認のため、Khadzhikongan及びAltyntobe鉱床で実施される。

 Spasskaya銅鉱床はカラガンダの北東100 ㎞に位置し、総面積は1万3,800 ㎢である。鉱床は10の鉱体群に分けられ、さらに約150の鉱体、8つの鉱床(Koktas-Sharykty、Kyzylshoky、Altyntobe、Khadzhikongan、Shokay等)に分けられる。Spasskaya銅鉱床の2009年のカテゴリC2推定埋蔵量は銅135万tで、銅平均品位は1%である。カテゴリC2推定埋蔵量とカテゴリP1+P2予測資源量の合計は銅333万tである。

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